五十嵐淳×オリヴィエ・ブーシュロン『プリミティヴィズムとエコロジー』講演会レポート


本日、京都精華大学 風光館3F 建築学科フォーラムにて日本の建築家、五十嵐淳氏とフランスの建築家、オリヴィエ・ブーシュロン氏による講演会が開催されました。大学内外から、多数の方々が来られてました!

講演会は主にオリヴィエ氏から、現代において『プリミティヴィズム』と『エコロジー』ということを考えてみることの意味、重要性の投げかけから始まり、そこから氏の主要なプロジェクトについてのレクチャー、つづいて五十嵐氏から、氏の主要なプロジェクトについてのレクチャーがなされ、さいごに質疑応答に移るというかたちで進められました。

オリヴィエ氏は「建築家は社会的な存在であり、そもそも政治的な存在である」と言われ、
五十嵐氏は「住宅を、人類は例えばどんなところに住み始めるのだろう?というところから考える」と言われました。
どちらも、建築家の果たすべき役割について、あるいは建築が作る場所についてのいちばんシンプルな言葉のように思えました。


今回のレクチャーは日本人とフランス人のふたりの建築家の講演会というめずらしいものだったので、来られた方それぞれにいろいろかんがえることがあったように思います。そこで!
本講演会の講演内容は、近日中に動画にて公開する予定です。来られなかった方も楽しみにお待ちください!



[Okumura]